整骨院での腰痛施術のポイント腰痛で通う整骨院選びのポイントとは
だれもが1度は経験する腰痛。治療のため病院や整骨院に通われる方も多いと思います。
そこで今回は腰痛になったときの病院(整形外科)、整骨院選びのポイントをお話します。
腰痛といっても原因は様々です。年齢、生活環境、急性症状、慢性症状、骨性、筋肉、筋膜、神経など、病態によって治療、施術のアプローチは当然変わります。
ポイント1 問診、視診、触診、疼痛誘発テストをしてくれる
まず、腰痛といっても病態、症状は多岐にわたります。もしかしたら、内科的な疾患、婦人科的な原因によるものかもしれなかったりするわけです。鑑別診断をどれだけ細かくできるかがその後の治療や施術に大きくかかわってきます。
問診は、いつ・どこで・なにをしていて・どうなった、安静時の痛みは?どんな動きで痛みが強くなる?など患者さんからの聞き取りで症状を把握していくことです。
視診は、患部の変化(筋スパズム、腫脹、内出血)、疼痛回避姿勢、代償動作、跛行など、目で見て状態を把握することです。
触診は、患部の圧痛、筋硬結、可動域などを確認します。
疼痛誘発テストは、特定の刺激や動きによって疼痛が増大したり関連痛が出現するかをみるものです。
これらのチェックがあってさらに診断を正確にするために画像診断を行うのが本来の流れです。確定診断をするにあたりレントゲンなどの画像所見はあくまで一つの選択肢にすぎません。骨の変形、骨折の疑い、椎間の狭小化などがあればそれが腰痛の原因の一つになっている場合があります。
まれにレントゲン写真を見ながら骨に異常はないから湿布薬と痛み止めの薬を出しますとだけ言う先生がいますが、そういった医療機関は除外した方がいいでしょう。腰痛のほとんどはレントゲン検査での異常がみられません。だからこそ患者さんの話や状態を実際に確認して症状を特定していくのです。
ポイント2 していいこと、してはいけないこと、しなければいけないことを伝えてくれる
病院や整骨院への通院治療や通院施術は一回1時間程度でしょう。20~30分で終わる場合もあるかもしれません。
ということは残りの大半の時間はそれぞれの生活に戻るわけです。次回の通院までに症状がどれだけ改善するかは、日常生活をどう送るかにかかっています。温めていいのか、安静がいいのか、軽くストレッチをしたほうがいいのかアドバイスをしてもらっていれば腰に負担をかけないような行動と必要なケアが自宅でもできるからです。
ポイント3 多彩なアプローチと腰痛が治った後のフォロー
整骨院では腰痛が改善するまでの通院頻度や復帰までのプロセスを提示してくれるところがいいでしょう。
腰痛発症初期の疼痛抑制や安静位保持、中期の他動的な運動や筋膜リリースなど、慢性期の可動域拡大やストレッチ指導、体幹の筋力強化、筋出力指導など段階に応じたアプローチがあります。
また、治った後の注意点や予防方法を教えてくれる整骨院はなおいいでしょう。
以上の3点に共通することは、いかに丁寧にちゃんと患者と向き合えているかということになります。来院患者が多い医療機関ではどうしても一人の患者さんにかけられる時間は限られています。その限られた時間の中でどれだけ症状に対する情報を引き出せるかが重要です。来院時に記入する問診票、医師や施術者につなぐまでの看護師やスタッフの丁寧な聞き取りなどが体系的にできているかも効率的かつ正確な症状把握につながります。
どんなささいなことでもいいので、気になることは伝えるようにしてください。

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