月経痛、便秘、冷え症に血流改善さいとう整骨院でできる血流改善プログラムとは
さいとう整骨院でご好評頂いているメニューの一つに血流改善プログラムというものがあります。
実際にご利用されている方から了承いただいたもののなかから、いくつかの症例を報告させていただきます。
まず、当院の血流改善プログラムの目的は、血流の悪化、低下による身体の不調を取り除くことにあります。
血液は身体の隅々まで張り巡らされた動脈、静脈、毛細血管によって様々なものを運びます。細胞に必要な酸素や栄養素を届け、不要となった二酸化炭素や老廃物を回収します。ウイルスなどが侵入した時に免疫細胞を派遣したり、様々なホルモンの運搬、体温調節もおこなっています。
血流が正常であれば体内の恒常性は保たれますが、生活習慣や食事内容などにより血流が悪くなると身体に不調をきたすことがあります。
体温が1℃下がると基礎代謝は約12%ダウンします。基礎代謝とは体を横にして安静にした状態で人間が最低限生きていくために消費するエネルギーのことです。人間が消費するカロリーのうち約6~7割は基礎代謝です。この代謝が1割以上も落ちるということは単純にそれだけ太りやすくなるということになります。
さらに免疫力は約30%ダウンします。免疫力が下がると、様々なウイルスや細菌による感染症にかかりやすくなります。
月経痛、便秘、冷え症、腰痛や肩凝り、関節痛、アトピー、めまいや頭痛などの原因の一つに血流の悪さがあげられます。


血流改善プログラムによって血流を促し基礎体温を上げること、基礎代謝を上げることをおこなっていきますが、その流れをご説明します。
1.院内での施術・・・週1回~2回、ラジオ波を使って深部体温を上昇させます。体表から熱を与える(ホットパックや入浴)のではなく、立体的に体内でジュール熱を発生させます。保温効果が高くあたたかさが持続します。
さらに、血管を拡張させる作用のあるミネラル結晶体を含んだクリームを使ってマッサージをします。
2.自宅でのケア・・・ミネラル結晶体を含んだ製品(クリームの塗布、サポーター、パッチ、テーピングなど)を使って日々のケアをします。
生活習慣や食事などのアドバイスを行い、3ヶ月から6ヶ月かけて身体の変化をみていきます。プログラム終了後も定期的な施術や製品を使った自宅ケアで良い状態の維持を図っていただけます。
ケース1.60代男性、3ヶ月コース、極度の便秘を解消するためプログラム開始
開始前、極度の便秘により定期的に病院にて便出しが必要だった。浣腸などでも排便できず腸の蠕動運動が低下し、便の蓄積により膨張しているとの診断。当院にてプログラム開始。週2回ラジオ波にて大腸に沿って加温、マッサージ。自宅でのクリームマッサージ。1ヶ月経過頃からグル音が大きくなり、便意を催すようになる。病院への通院による便出しをせずにすむようになり、一定の間隔で排便可能となる。現在3ヶ月終了し、自宅でのクリームケア、入浴、水分補給指導にて自力排便ができている状況。
ケース2.70代男性、3ヶ月コース、下肢のだるさ、むくみ、こむら返り、軽度の便秘などを解消するためプログラム開始
下半身の筋力が弱く歩行しにくい、浮腫と筋痙攣(こむら返り)の症状があった。
軽度の便秘もあり、腹部にベルトタイプのラジオ波を30分当てるとともに下肢のクリームマッサージで浮腫の軽減とこむら返りの解消を目指しスタートする。
週1回~2回の施術を続け約1カ月半でこむら返りはなくなった。自宅でのケアとして、クリームと就寝時のふくらはぎサポーターで対応した。3ヶ月コースとしてスタートしたが、6ヶ月継続し、浮腫とこむら返りがほぼ消失したため、クリームとサポーターでの自宅ケアに切り替えた。
便秘は解消し、逆に軟便傾向が強まったため、ラジオ波での腹部温熱は24回で終了した。
ケース3.30代女性、3ヶ月コース、全身の冷え、肩こり、下肢のむくみを解消するためプログラム開始
全身及び四肢末梢の冷え、肩こりが主訴。下肢のむくみも訴える。
3ヶ月コースでスタートし、週2回ラジオ波での温熱とミネラルクリームでのマッサージを行う。
冷え症がなかなか改善せず、ラジオ波を追加で全身に施す。末梢の極端な冷えとむくみは軽減したが、3ヶ月終了後も定期的にラジオ波のみ全身に当て状態を維持している。
ケース4.80代女性、3ヶ月コース、腰痛、下肢のむくみ、しびれを解消するためプログラム開始
腰痛と下肢の痺れ、むくみに対して施術を開始。ふくらはぎサポーターとミネラルクリームを処方し自宅ケアを続けてもらう。腰部の温熱により骨盤周囲の動きは改善し腰痛軽減し、下肢の痺れも軽減した。3ヶ月終了後は定期的な経過観察と自宅ケアで状態を維持した。
ケース5.60代女性、3ヶ月コース、腰痛、下肢放散痛、関節リウマチの症状を有しプログラム開始
週2回のラジオ波温熱と下肢の施術により日常生活での動作はスムーズになり下肢の放散痛も消失する。3ヶ月終了後は週1回に切り替えラジオ波温熱を継続中、関節リウマチによる拘縮の進行も軽微であり、可動域の維持ができている。
ケース6.30代女性、1ヶ月コース、月経痛を軽減するためプログラム開始
月経痛がひどく、その期間はまともに動けないほどであった。1ヶ月コースから始め、経過を見て継続するように提案したが、腹部及び腰部を中心に週2回のラジオ波温熱とミネラルクリームの塗布で当月、翌月の月経痛が劇的に軽減したため、毎月月経前の1回の施術で様子を見た。月1回でも効果が確認できたため月経前の施術を数回継続し、現在は自宅でのクリームケアで対応している。患者さんの主観ではあるが、月経痛は開始前の10分の3くらいとのことである。


主訴やお悩みの違い、年齢や性差によって変化の現れ方は違いますが、血流が原因となっている症状には血流改善プログラムを継続してもらい、ぜひ変化を体感していただきたいと思っています。上記症状の改善以外にも、夜の寝つき、朝の寝ざめが良くなったとか、汗をかくようになったとか、身体の変化を感じる方は多くいらしゃいます。
単発の体験もできますので、月経痛、冷え症、便秘、むくみなど、お困りの方はご相談ください。
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