目標の設定によってアプローチはかわります。
今回は目標設定とそのアプローチについてお話します。
さいとう整骨院には様々な症状の方が訪れます。日常生活での痛みや違和感を感じる方、スポーツなどでケガをしてしまい復帰に向けて通院される方、関節の変形や神経症状などによる痛みを和らげたい方・・・。
たとえ同じような症状でも、どのような環境で生活していくかによって治療の過程やゴールは変わってきます。
例えば二人、膝の半月板(膝のスムーズな曲げ伸ばしやクッションの役割をする)を損傷した人がいたとします。
一人は学生でサッカーをしています。もう一人は50代の専業主婦。
同じ治療をして同じリハビリをしてとは当然なりません。
それもそのはず、二人は目指す目標が違います。サッカー選手はできるだけ早く治して不安なくプレーしたい。そのためには期間を設定し復帰に向けて筋力をつけながらのリハビリ、トレーニングが必要になってきます。
一方主婦は?強引に可動域を出していきマシンを使って厳しいトレーニング?できません。
まずはどこを目指しましょうか?階段を一段ずつ交互に上がれるようになりたい、自転車をこいで買い物に行けるようになりたい。そこに向けてリハビリです。関節の拘縮も若者とは違います。動くようになってきたら次の目標設定です。畑でしゃがんで作業できるようになりたい。じゃあもう少し可動範囲を拡げないといけません。この積み重ねです。
アプローチの方法や期間はその人によって違ってきます。年齢や生活環境の違いがある中でどこに目標設定するかがとても大切になってきます。少しずつでも目標に近づいていれば頑張れます。痛みで困っている方、まずは日常のちょっとしたところに目標を設定しながら一つ一つクリアしていきましょう!!いつの間にかこんなことまでできるようになったと言われたときは僕も本当にうれしいです!
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