腰痛、ぎっくり腰でお悩みの方へ

腰痛、ぎっくり腰でお悩みの方へ

私自身、学生時代から腰痛に悩まされていました。野球をしていたのですが定期的に、動けなくなるほどの腰痛に襲われるようになり、高校最後の大会では座薬の痛み止めを入れて何とか試合に出ていました。
そんな経験から、腰痛で悩んでいる方の痛みやお気持ちはとてもよくわかります。

体幹のトレーニングや筋肉の使い方、定期的なケアをすることで腰痛に悩まされることはなくなりました。そして現在もプレーヤーとして野球を続けています。

腰は日常の生活を送る上でとても重要な部位です。起きて生活をしている限り常に負担がかかっている部分でもあります。その腰に痛みが出てしまうと生活に支障をきたすばかりか、身体のほかの部分にも負担がかかり、バランスが崩れることで様々な不調を引き起こします。

さいとう整骨院では「腰の痛みに対するアプローチ」「バランスを改善するアプローチ」「腰に負担をかけない身体づくりのアプローチ」をしていき、根本からの回復を目指していきます。

腰痛解消のためのアプローチとケア

腰痛に3つのアプローチ

1.痛みに対するアプローチ

「腰に力が入らない」「動かすと痛い」などの急性期に行います。炎症を抑え疼痛を抑制する施術です。微弱電流など主に物療機器を使います。状況に応じてテーピングやサポーター、コルセットをします。

2.バランスを改善するアプローチ

痛みがあると、その部分をかばうため周辺組織には負担がかかっています。
局所的な筋肉の緊張や筋膜の癒着は姿勢にも影響し、よりバランスを崩していきます。
筋肉の張りを取り除き、本来の姿勢や身体の使い方を取り戻しスムーズな動き、
バランスの取れた動きができるようにしていきます。
メディセル筋膜リリースや超音波の機器を用いながら、他動的に動きをつけていきます。

3.腰に負担をかけない身体づくりのアプローチ

痛みが落ち着き動きが改善してきた段階で、再発しない身体づくりの指導をします。腰に負担のかからない身体の使い方を身につけるため、体幹のエクササイズをしていきます。
ご自宅でもできるような簡単なエクササイズです。その方の痛みや生活環境に合ったエクササイズをご提案します。


腰痛の状態にあったサポーターを提案

腰への負担はやがて痛みとなって現れます。サポーターには、姿勢を改善し腰への負担を減らすものや、筋肉の動きを補助し、痛みを和らげるものなど用途によって様々なものがあります。

また、急性期や慢性期によって支える部分も変化します。動きを妨げないようにサポートするものもあります。
痛みの状態に合ったサポーターを選び、ご紹介させていただきます。

使用感を体感していただくために、1週間ほどのレンタルもできますのでお気軽にご相談ください。
店舗商品以外のカタログでのお取り寄せは3~4日いただきます。

腰痛の種類について

急性の腰痛

  • 原因がはっきりしている急性の腰痛(重たい物を持ち上げた時、前かがみになったとき、尻もちをついた時など)
  • 腰に力が入らない
  • ちょっとした動きでも激痛が走る(寝返り、起き上がりの時など)
  • いきむと痛い

⇒ぎっくり腰、筋筋膜性腰痛、腰椎捻挫、腰椎圧迫骨折、腰椎分離症など

慢性の腰痛

  • 朝起きる時に痛い
  • 長時間の同じ姿勢がつらい
  • 動き始めは痛いが徐々に動きやすくなる
  • 常に鈍痛がある
  • 腰を伸ばしにくい、曲げにくい

⇒変形性脊椎(腰椎)症、腰椎椎間板症など

神経症状を伴うもの

  • お尻や足に鈍痛がある
  • ふくらはぎがつりやすい
  • 足先がしびれている
  • 歩行時に足の裏で何かを踏んでいる感覚がある
  • 数分歩くと歩けなくなる
  • 前屈や後屈動作で下肢に痛みやしびれが出る

⇒腰椎椎間板ヘルニア、腰部脊柱管狭窄症、変形性すべり症など

ぎっくり腰になってしまったら

ぎっくり腰になった直後の対処法

ぎっくり腰は「急性腰痛症」や「筋筋膜性腰痛」と呼ばれたりもします。何か動作を起こした拍子に突然出る場合もあれば、違和感が徐々に大きくなり翌日起きたら動けなくなっていたという場合もあります。無理をせず安静にし、動けるようであれば整骨院などでみてもらうといいでしょう。

1.楽な姿勢で安静にする。

直後は動きすぎると痛みが増すことが多いです。どうしても安静にできない場合はテーピングやコルセット、サポーターなどにより極力腰への負担がかからないようにしましょう。

2.患部への温冷刺激

温めるほうがいいのか、冷やすほうがいいのか、これは症状の度合いによって変えるべきです。
温・冷については様々な見解がありますが、さいとう整骨院では体幹部(腰やお腹)に関してはほとんど冷やすという処置は行いません。
横になって安静位を保ってもズキズキうずく場合は局所的(狭い範囲)に冷やしてもいいですが、身体を動かさなければ痛みが落ち着いているような場合は温めるか、湿布などで対応しましょう。広い範囲で腰周りを冷やしてしまうと、筋肉が収縮し、より動いた時の痛みが増すことが多いです。
湿布は冷湿布で構いません。メントール成分により貼った瞬間はひんやりしますが、アイシングとは違いますのでその後の動きにはあまり影響しません。受傷後2~3日経過していれば積極的に温めていきましょう。

3.長時間の同一姿勢は避けること

横になり安静位を保つことは大事ですが、時々寝返りをうつようにしましょう。一定の姿勢で長時間いることは腰へのストレスにつながります。また、低反発のマットレスや柔らかすぎるベッドは腰に負担がかかりますので、少し硬めの布団で寝ることが望ましいです。ある程度動けるのであれば病院や整骨院でみてもらうようにしましょう。症状の経過に応じた施術は痛みの緩和や回復への近道となります。


急性期の痛みが落ち着いてきたら

ぎっくり腰の根本的な要因は腰への疲労の蓄積です。日頃から腰周りに負担をかけないような姿勢をつくることや、疲労を溜めないようにケアをすることが重要になってきます。

急性期(受傷直後から1週間ほど)の痛みが落ち着いてきたら徐々に体幹の動きを出していくとともに筋出力をしていきます。
腰への負担を軽減するために腹圧を高めるエクササイズや骨盤の運動を促します。定期的に腰痛を繰り返すような方はこのエクササイズを習慣化することで予防できます。

また、当整骨院ではEMS(電気的筋肉刺激)を使って体幹のトレーニングもしています。

成長期に起こる急性腰痛

激しいスポーツ活動や反復運動など、腰部へのストレスによって起こる腰椎分離症と呼ばれるものがあります。
腰椎の椎弓と呼ばれる部分の疲労骨折と考えられています。
しかし、分離があっても無症状の場合もあるため、分離症そのものが腰痛の原因になるとは限りません。

急性期で腰痛が強く出ている場合には安静が必要となり、運動を制限します。若年であれば骨癒合が期待できるのでコルセットを使用することもあります。
骨癒合が期待できる場合にはオステオトロンと呼ばれる物療機器で骨癒合の促進を図ります。

腰痛、ぎっくり腰でお悩みの方へまとめ

腰痛にはぎっくり腰のような急性のものから、いつも腰が重い・痛いなど慢性のもの、お尻や足にしびれや痛みが出る神経に関わるものなど、様々な腰痛があります。
さいとう整骨院では痛みの状態に合わせた施術方法をご提案いたします。

例えば「長年腰痛に悩まされている」「姿勢が悪い」「効率的に筋肉をつけたい」、そんな方にはEMSトレーニングをご提案しています。
こちらは自費になりますが、保険施術と併せて行うことでより高い効果が期待できます。

※EMSとは
EMSとは電気によって筋肉を刺激する装置のことです。
電気刺激によりインナーマッスルまで刺激を加えることで、筋肉のバランスを整えて腰にかかる過度な負担を分散し、慢性的な痛みの解消を目指すことができます。



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姫路市飾磨区のさいとう整骨院はスポーツ障害・スポーツ外傷に専門的な対応ができる整骨院です。
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この「整骨院コラム」を書いた人

さいとう整骨院院長・柔道整復師 齊藤圭堂

経歴

  • 川崎医療福祉大学 医療技術学部健康体育学科卒
  • 2003年健康運動実践指導者資格取得
  • 2004年健康運動指導士資格取得、高等学校保健体育教諭免許取得
  • 2005年長久整形外科リハビリテーション室勤務
  • 2008年くぼ整骨院勤務
  • 2011年柔道整復師免許取得
  • 2014年さいとう整骨院開院
  • 軟式野球チーム西山クラブ専属トレーナー

メッセージ

院長の齊藤です。
体を動かすことが好きで小さい頃から水泳、柔道、野球などいろいろなスポーツをやってきました。
そのなかで色んなケガも経験してきました。
当時の自分は身体のケアやメンテナンスには関心や知識がなく、そのおかげで大事な時期にケガをしてしまい競技ができなかったりもしました。
時代の変化とともにトレーニングや練習と同じぐらいケアやコンディショニングの重要性が増しています。
さいとう整骨院では痛みに対するアプローチとともに、再発しない身体づくりにもアプローチしていきます。

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