成長期のお子様がいるご家庭で、関節の痛みを訴えられたことはありませんか?
子どもの頃に出現する関節痛や腰痛には、成長期特有のものがあります。さいとう整骨院では成長痛に対して、運動制限やストレッチの指導、テーピングやサポーターによる患部の安静により炎症を抑えていきます。
成長期に起こる成長痛とは?
成長痛の原因は?
成長期の子どもには骨が成長するための骨端核(こったんかく)があり、骨は骨端線(こったんせん)が閉鎖するまで成長していきます。
その過程で、骨の成長と筋肉や腱といった軟部組織の成長のアンバランスにより、過度な牽引力が反復してかかるため痛みが出現します。
特に運動やスポーツなどで負担が大きくなると発生しやすくなります。
症状が進行すると牽引による炎症から、血行が不十分となり阻血性の骨壊死を起こします。これを骨端症(こったんしょう)と呼びます。
成長痛(骨端症)はどこに発生する?
股関節
股関節の骨端症はペルテス病と言われています。大腿骨頭部の無腐性、虚血性の壊死です。血行障害や外傷、内分泌が原因であると言われています。
2~3年の経過をみていく必要があり、発症年齢が低いほど(6歳未満)予後は良好ですが、9歳以上では予後不良となる場合があります。
■症状
歩き方の変化で気づくことがあります。股関節部の症状ですが、太ももや膝の内側などに痛みを訴える場合があります。股関節の可動域制限があらわれます。装具固定が一般的な対応方法ですが、場合によっては手術となることがあります。
膝
オスグッド・シュラッター病と言われるものです。小学生~中学生ぐらいにかけての骨の成長が著しい時期には、相対的に太ももの前側の筋肉が緊張を増し、脛骨粗面部(けいこつそめん:膝の下側)への牽引力が増大します。この時期にジャンプやダッシュなどの激しい運動を繰り返し行うことによって、膝下に痛みが出現するようになります。
■症状
運動時や運動後、膝下に痛みが出るのが特徴です。脛骨粗面部の圧痛が出ます。腫れたり熱感を伴ったりすることもあります。進行すると骨端が離開することがあり、成人になっても正座時に痛みが残る方もいます。膝の成長痛が出た場合は、安静にすることが必要です。運動量の軽減やストレッチが有効ですので、【さいとう整骨院】ではその指導を行います。
かかと
踵骨骨端症(セーバー病)と言われています。かかとの骨にはアキレス腱が付着していますが、この腱の牽引により骨端炎または無腐性壊死を起こします。
■症状
運動時の痛みや圧痛が出現します。痛みを和らげるためにつま先歩きをすることもあります。靴の中にかかとが少し高くなるクッションやインソールを挿入するという対応方法がおすすめです。また、スポーツ活動の制限や休止を考える必要があります。
成長痛と呼ばれる成長期に起こる痛みの対処まとめ
こちらでは代表的なものを挙げましたが、このほか骨端症と呼ばれるものは40以上にものぼります。打撲や捻挫の症状ではなくても、反復してストレスのかかる場所には成長期特有の症状が出る場合がありますので、早めに医療機関を受診することをおすすめします。
サポーター各種取り扱っています。
成長期の痛みがある方へ、さいとう整骨院ではサポーターやテーピングにより患部の負担を軽減し症状を緩和させます。
ご希望の方はご相談ください。
当整骨院のスポーツ整体では、部活などスポーツによる怪我や痛みに対し、経過をみながらスポーツ復帰に向けたプログラムの作成・トレーニングの指導も行います。可動域のチェック、身体のバランス、筋力強化など、総合的な動きを確認した上で判断し、スポーツへの復帰をサポートします。
姫路市飾磨区整骨院 さいとう整骨院メニュー紹介
姫路市飾磨区のさいとう整骨院はスポーツ障害・スポーツ外傷に専門的な対応ができる整骨院です。
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この「整骨院コラム」を書いた人
さいとう整骨院院長・柔道整復師 齊藤圭堂
経歴
- 川崎医療福祉大学 医療技術学部健康体育学科卒
- 2003年健康運動実践指導者資格取得
- 2004年健康運動指導士資格取得、高等学校保健体育教諭免許取得
- 2005年長久整形外科リハビリテーション室勤務
- 2008年くぼ整骨院勤務
- 2011年柔道整復師免許取得
- 2014年さいとう整骨院開院
- 軟式野球チーム西山クラブ専属トレーナー
メッセージ
院長の齊藤です。
体を動かすことが好きで小さい頃から水泳、柔道、野球などいろいろなスポーツをやってきました。
そのなかで色んなケガも経験してきました。
当時の自分は身体のケアやメンテナンスには関心や知識がなく、そのおかげで大事な時期にケガをしてしまい競技ができなかったりもしました。
時代の変化とともにトレーニングや練習と同じぐらいケアやコンディショニングの重要性が増しています。
さいとう整骨院では痛みに対するアプローチとともに、再発しない身体づくりにもアプローチしていきます。
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